進級審査の変遷

 これまでは「柔道をする女の子は髪を短く」というのが定番でしたが、最近は中高生に限らず、小学生でさえ長い髪の女子塾生が増えてきました。これからは「もう少し短くしたら」と言うより「しっかり”お団子ヘア”にして」と言う方が、女子柔道の普及の観点からもいいのかもしれません。

 以前和歌山市柔道協会で試験的に導入された、進級審査を初めて受ける子供たち用の、礼法と受け身・体捌きの基本を確認するためのオリジナル演武。現在は紀柔館独自で継続して行っています。髪が長くなっても、試合で開始早々負けてしまっても、演武で決めた通りの所作を、間違えずに一生懸命やろうとする姿勢に値打ちがあり、保護者の方々もその価値観を持って下さっていることに、今回も改めて感謝した進級審査でした。

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