GWスペシャル授業報告

 今回、県外遠征を控えて紀柔館で行ったGWスペシャル授業の内容を、これまで遠征でお世話になった各地の先生方や、内容や成果についてご質問を戴いた先生方に対して簡単にご報告致します。何らかの参考になれば幸いです。
(写真も含めて長くなりました。ご容赦下さい。)

 第一日目は何と言っても娘たちが夜を徹して作ってくれたインスタフレーム。当初私は、記念写真撮影用に看板の向きを変え、「耕不盡」の額の位置を変え、令和への想いを少し筆で書き添えただけでしたが、塾生や保護者の立場で考えるには、やはり若者の発想も大切にしなければなりませんね。
 また、午後からの中高一般の部では、久しぶりの卒業生などが稽古に参加してくれて大いに盛り上がりました。牧先生が次から次へと、卒業生たちが連れて来てくれた赤ちゃんを抱っこしている姿にも、時の流れを感じました。

園児塾生と迎えに来てくれたおじいちゃんとのツーショット、何とも微笑ましい。
久しぶりに来てくれた足のサイズ32cmの村井栄輔先輩と現役中1塾生との、この体格差!

 二日目午前は独自ルール(柘植ルール)での、中高生の練習試合を行いました。感想としては、1.寝技の習熟度が明確に把握出来ること。2.抑えられてからも諦めなければ逃げられる可能性があると本人たちが感じられること。そしてその動きを制するための対応力も磨かれること。3.巻き込み技がなく(これは普段の稽古の影響かも)、仕掛けた技の後半部分の安定力が問われるため、怪我の防止や重量級の軸足バランスの長期的育成にも繋がる点。一方、今後の課題としては、審判が寝技の攻防から立ち技の攻防へ戻す(「待て」を掛ける)タイミングが難しいということも実感しました。
 午後からの中高勉強クラスでは、「集中力」に関する話を私から少し、そして映画鑑賞を。腹巻ファミリーであれこれ思案した結果選んだ映画だったので、小学生から専門学校生まで、みんなが一生懸命観てくれたので安堵しました。

左は準備運動として。独自ルールの3つ目は、稽古時間と参加人数の関係で。
それぞれの年代の塾生にとって、自分自身の問題として捉えられる内容をテーマに。

 最終日のスペシャルモアモアは、牧先生が新たにひと工夫加えたアップに続き、何と言っても康子先生のドイツ語が驚きでした!今回は牧先生の体調が気がかりだと、初めて個人的に休暇を取っての一時帰国でしたが、たっぷり手伝ってもらいました。そして私の「柔道体捌きダンス」は選曲のお陰もあってか、あんなに盛り上がるとは。。お母さん方のビデオ撮影の凄さに圧倒され、後半の振り付けを忘れてしまい、私のダンスの未熟さが。。

ドイツ語・英語交じりの予定したが、ほぼドイツ語での授業に。
前奏の部分で既に踊りがバラバラというのが、また面白い!

 またモアモア終了後は、毎年夏に行われている東大柔道部学生による一週間特別講習会を段取りしてくれている卒業生、柘植陽一(東大柔道部OB)一家を囲んでの、山田先生や初期卒業生の家族数名との道場での昼食会も、昔話に大いに花が咲き、非常に楽しい思い出の一つとなりました。

 令和の時代は、柔道教育の価値が問われる時代。これからは「伝承と発信」にも力を入れ、精力最善有効活用、相助相譲・自他共栄に努めます。今後ともご指導賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

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